リフォームの工事金額を大きく左右する要素に、製品グレードの違いがあります。たとえばシステムキッチン。各メーカーともに大きくわけて普及品、中級品、高級品のラインを持っています。グレードを決める要素は、同じ機能の製品でも、カウンタートップやキャビネット面材の違いなどです。高級品には、カウンタートップでは、天然大理石が使われたり、また面材には樹脂シートでなく、スライスされた天然の木材が使われたりします。この他に金具などのディテールや、生産方式にも違いが見られます。
もちろん、ビルトイン機器の種類や形状(複雑なL型のものは、I型よりもコストがかかります)などもコストアップの要因になります。
参考までに、見積事例に掲載しているL型キッチンのグレード別価格は、下記のようになります。
| 高級品 | 130万円 |
|---|---|
| 中級品 | 95万円 |
| 普級品 | 60万円 |
| (キッチンバス工業会調べ) | |
| 寸法<外寸> | L=2250x1650 |
|---|---|
| シンク | 標準 |
| カウンタートップ | ステンレス |
| 加熱器 | 3口グリル |
| 吊戸棚 | ショートタイプ |
| レンジフード | ブーツ型(プロペラ) |
このように、同様のスペックでも、普及品と高級品ではその価格は2倍以上も異なります。機器の選定に際しては、機能やビルトイン機器、形状を決定するのはもちろんですが、製品のグレードについても、事業者の提案だけに頼らず、たとえばショールームなどで現物を確認するなどして、自分がどこまで要求するのか、明確にしておくことが大切です。